
Edgar Degas, A Cotton Office in New Orleans, 1873. Wikimedia Commons. · PD
ニューオーリンズの綿花取引所
作品情報
ストーリー
1873年、エドガー・ドガは母方の一族を訪ねてニューオーリンズに滞在し、叔父ミシェル・ミュッソンが営む綿花の仲買事務所を描いた。画面の男たちのほとんどは親族で、手前ではミュッソンが生の綿を指でたしかめ、ドガの弟ルネとアシールは新聞を読んだり壁にもたれたりしている。南北戦争が終わって数年、この街の経済はまだ綿にほぼ支えられていた。ドガはこの絵をマンチェスターの紡績業者に売ろうと考えたが、話はまとまらなかった。1878年にフランス南部ポーの美術館が買い上げ、これがドガの作品として初めて公共の館に収まった一点となった。中央の台の上には、すべての中心にある生の綿がいまも無造作に置かれている。




