
Margaretha Haverman · CC0
花瓶の花
作品情報
ストーリー
マルガレータ・ハーフェルマンの手になると確実にみなせる絵は、今日わずか二点しか残っておらず、本作はその一つで、1716年に彼女自身が署名と年記を入れている。彼女はアムステルダムの偉大な花の画家ヤン・ファン・ハイスムに学んだ。ハイスムは弟子を取らない人だったが、彼女の父の懇願に折れて例外を認めた。1722年、彼女はパリの王立絵画彫刻アカデミーに迎えられる。それを果たしたごく少数の女性の一人だった。しかし一年後、入会作は実は師の手によるものだという非難のなかで除名される。没したのは1723年ごろ、三十歳ほどであった。花びらの一枚、露のひと粒までの精緻な描写が、彼女の出たハイスムの流派を物語っている。