赤ん坊(ゆりかご)

Gustav Klimt · PD

赤ん坊(ゆりかご)


作品情報

アーティスト
グスタフ・クリムト
制作年
1917
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
110.9 × 110.4 cm

ストーリー

クリムトがこの絵を描いたのは第一次世界大戦の最後の冬、困窮したウィーンでのことで、作品は未完のまま残された。1918年2月、脳卒中が彼の命を奪ったのである。布地でできた山のてっぺんから、赤ん坊の顔と小さな手がわずかにのぞいている。その下には毛布やパッチワークのキルトがうずたかく積み重なり、青、緑、黄、桃色が入り混じったモザイクとなって、正方形の画面をほとんど埋め尽くす。これは、かつてクリムトが生と死を語ったときに用いたのと同じ、ピラミッド型の構図だ。ここでは新しい命が、崩れそうな山の頂にちょこんと乗り、まわりのすべてに対してひどく小さく見える。

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