
Lorenzo Costa · PD
ベンティヴォーリオ祭壇画
作品情報
ストーリー
1488年、ボローニャは事実上ジョヴァンニ2世・ベンティヴォリオひとりの手にありました。公の称号こそ持たないものの、彼はこの都市を君主のように治めていたのです。彼はサン・ジャコモ・マッジョーレ聖堂にある一族の礼拝堂のため、ロレンツォ・コスタにこの大きな祭壇画を注文しました。上方では、聖母子が澄んだルネサンス様式の建築のなかで玉座に就いています。下方にひざまずくのはジョヴァンニ本人と妻ジネヴラ・スフォルツァ、そして玉座の足もとには11人の子どもたちが、娘は片側に、息子は反対側にと並びます。これは奉納画であると同時に、一族の集合肖像でもあり、その権勢を書き留めるように一家が勢ぞろいしています。同じ礼拝堂の壁には、コスタは《名声の勝利》と《死の勝利》も描きました。


