
Édouard Manet, Chez Tortoni, 1875. Wikimedia Commons. · PD
シェ・トルトーニ
作品情報
ストーリー
1875年のパリ、イタリアン大通りに面したカフェ・トルトーニは、街の洒落た人々が姿を見せる場所だった。マネはそこで、身なりの整った男を描いている。小さなテーブルに着き、ペンを手に、視線はよそへ向けられ、会話の合間に何かを書きとめているかのようだ。画面はごく小さく、わずか26×34センチしかない。1922年、イザベラ・スチュワート・ガードナーがこれを買い、ボストンの自邸美術館に収めた。1990年3月18日未明、警官を装った二人の男が押し入り、13点を持ち去った。このマネからは額縁だけが残された。絵は今も見つからず、空の額はもとの場所に掛けられたままだ。




