
I, Sailko · CC-BY-SA-3.0
柱の傍らのキリスト
作品情報
ストーリー
1643年、アロンソ・カーノはマドリードにいました。故郷セビリアを離れ、宮廷画家ベラスケスらの世界に身を寄せていた頃です。画家であり彫刻家でもあった彼は、スペインのミケランジェロと呼ばれることもあります。柱に縛られたキリストというこの主題は、受難の苦しみを間近に見つめさせる、スペインの信仰画がくり返し描いたものでした。この絵はもともとルーマニア王カロル1世が集めた蒐集に連なり、いまブカレストのこの美術館にあるスペイン絵画の中でも、よく知られた一枚です。