アトリエ舟で描くクロード・モネ

Édouard Manet, Claude Monet painting in his studio boat, 1874. Wikimedia Commons. · PD

アトリエ舟で描くクロード・モネ


作品情報

アーティスト
エドゥアール・マネ
制作年
1874
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
82.7 × 105 cm

ストーリー

1874年の夏、マネはパリの少し下流、セーヌ川沿いのアルジャントゥイユで数週間を過ごした。その春、モネたちが初めて共同で開いた展覧会が、のちに印象派と呼ばれる絵画の出発点になっていた。マネ自身はその展覧会に加わらなかったが、この夏はモネと並んで戸外で筆をとっている。モネは古い舟を改造して水上のアトリエをつくり、川面の光を間近で描いていた。画面では、そのモネが小舟の上でカンバスに向かい、日陰の船室には妻のカミーユが腰かけている。年長で、若い画家たちの手本でもあったマネにとって、屋外での制作は新しい経験だった。ここでの筆づかいは、ふだんより軽やかで明るい。目の前のモネから学んだ描き方が、そのまま画面に出ている。

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