
Józef Chełmoński · PD
鶴
作品情報
ストーリー
1870年、ヘウモンスキはまだ21歳で、ワルシャワに暮らしていた。当時のポーランドは地図から消され、いくつもの帝国に分割されていた。東の辺境クレスィを巡る旅から戻ったばかりの彼は、この夜明けの情景を持ち帰る。冬を前に南へ発とうと身構える鶴の群れが、沼地のもやのなかに立っている。この主題には、ミツキェヴィチの叙事詩『パン・タデウシュ』の記憶が響く。よく見ると、一羽の鶴は翼を折っている。この鶴たちは画家自身のことでもある。彼は友人たちを追ってミュンヘンへ発つことを夢見ていた。翌年、実際に旅立った。




