
Enrique Simonet · PD
パリスの審判
作品情報
ストーリー
1904年、パリでは最も若い世代がすでに絵画を解体し始めていたころ、スペインの画家エンリケ・シモネットは、何世紀も繰り返されてきた主題に挑んだ。パリスの審判である。マラガに生まれ、ローマで正統な学院派の教育を受けた彼は、幅三メートルを超す巨大な画布に、三人の裸の女神をトロイアの牧人の前に並べた。牧人は黄金の林檎を一人に手渡し、それがトロイア戦争の引き金となる。学院派絵画の、最も磨き上げられ野心的な姿でありながら、その様式がすでに時代遅れになりかけたころに描かれた一枚だ。今日この絵は、画家の故郷マラガの美術館に収められている。