
Bernardino Luini · PD
聖アンナと洗礼者ヨハネのいる聖家族
作品情報
ストーリー
ベルナルディーノ・ルイーニがこの《聖家族》を描いた1520年ごろ、レオナルド・ダ・ヴィンチはフランスで没したばかりで、ミラノでは弟子たちが彼の柔らかくかすんだ手法を受け継いでいた。ルイーニはレオナルドの有名な下絵、聖母子と聖アンナ、幼い洗礼者ヨハネを描いた大きな素描、今はロンドンにあるそれを下敷きにして自分の絵を組み立て、左側に聖ヨセフの姿を自ら描き加えた。かすかにほほえむ表情や溶け合う輪郭は、そこから来ている。ずっとのちに、アンブロジアーナを創設したフェデリコ・ボッロメーオ枢機卿がこの絵を愛で、1618年に自分の図書館へ遺した。1796年、フランス軍がこれをルーヴルへ持ち去った。1815年にミラノへ戻り、今もそこにある。


