インスブルック巨大円形パノラマ画

Burkhard Mücke · CC-BY-SA-4.0

インスブルック巨大円形パノラマ画


作品情報

制作年
1896
技法
oil paint
種類
絵画

ストーリー

これは一つの場面ではなく、描かれた地平線である。1000平方メートルを超える画布が完全な円をなして取り巻き、中央に立つ者はまるで描かれたその日のただ中にいるように感じる。その日とは1809年8月13日、インスブルックを見下ろすベルクイーゼルの丘での三度目の戦いだ。宿屋の主人アンドレアス・ホーファーに率いられたチロルの狙撃兵たちが、故郷の帰趨をめぐってナポレオンのバイエルン軍とフランス軍と戦った。ミヒャエル・ツェノ・ディーマーは助手の一団とともに、全体をおよそ三か月で描き上げた。こうした巨大なパノラマへの当時の人々の熱狂に応えたのである。映画が現れる直前の時代の、その場に居合わせるような見世物だった。今日、この絵はベルクイーゼルの丘そのもののかたわらに掛けられ、描かれた土地からわずか数歩のところにある。

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