ル・クロワジック―ペンブロンから見た全景

Eugène Louis Boudin · PD

ル・クロワジック―ペンブロンから見た全景


作品情報

制作年
1897
技法
油彩
種類
絵画
寸法
49 × 73 cm

ストーリー

1897年、ウジェーヌ・ブーダンは大西洋に面したブルターニュの縁にあるル・クロワジックのこの眺めを描いた。世を去る前年のことである。73歳で病を得ていたが、彼は生涯そうであったように戸外で筆をとり、対岸のペン・ブロンの砂州から河口に低くさす光をとらえた。ブーダンはこうした空と海辺に生涯を捧げたが、自分のどの画布よりも長く残ることをもう一つ成し遂げた。1850年代、ル・アーヴル近くの浜辺で、彼はクロード・モネという若い漫画描きの少年に出会い、鉛筆を置いて戸外で海をじかに描くよう根気よく促し続けた。モネはのちに、すべてはその一押しのおかげだと語っている。この絵がル・アーヴルのアンドレ・マルロー美術館に収まっているのは、ブーダンが彼を仕事へと導いた岸辺からほど近いだけに、ふさわしいことだ。

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