
Christian Krohg · PD
アメリカを発見するレイフ・エリクソン
作品情報
ストーリー
1893年のシカゴ万国博覧会はコロンブスから400年の節目だったが、在米のノルウェー人はこれに対抗する主張を掲げたかった。北の民の一人が、コロンブスより五百年も早くこの大陸に達していた、というのである。彼らはクリスチャン・クローグにその瞬間を描かせた。画中のレイフ・エリクソンは、船首の竜の彫り物を越えて大きく身を乗り出し、片手を目の上にかざしている。陸地が、おそらくニューファンドランドが見えてくるにつれ、まわりの乗組員は身を張りつめる。同じ夏、実物大に復元されたヴァイキング船が、そのまま「ヴァイキング号」と名づけられて、ノルウェーから博覧会まで航海し、この主張を現物で突きつけた。絵は今オスロにある。クローグの息子ペールがのちに模写を描き、それは1936年以来アメリカ合衆国議会議事堂に掛かっている。
