
Johannes Cornelisz. Verspronck · PD
青い服を着た少女の肖像
作品情報
ストーリー
1641年ごろ、ハールレムは若いオランダ共和国のなかでも豊かな町で、交易と織物業で富を蓄えていた。裕福な家はこのころ、いくらか新しいことにお金を使えるようになる。まだ幼い娘の肖像を描かせることだ。町の優れた肖像画家の一人フェルスプロンクは、この少女を小さな貴婦人のように仕立てた。青い繻子のドレス、真珠、手には羽根の扇。当時の習わしのとおりである。彼女の名も、両親の名もわかっていない。夫婦の肖像は残っているのだが。17世紀でもっともよく知られた子どもの肖像の一つで、今はアムステルダム国立美術館にある。