
Pontormo · PD
矛槍兵の肖像、フランチェスコ・グアルディ?
作品情報
ストーリー
1529年、皇帝軍がフィレンツェを包囲の輪で締めつけ、この街が最後にもつことになる共和国は、若者たちを城壁の守りに呼び集めていた。ちょうどその頃、ポントルモはこの少年を描いた。要塞の壁を背に、槍と斧を組み合わせた長い武器、ハルバードを肩にもたせかけて立っている。その顔にはまだ皺ひとつなく、少年の域を出たばかりで、淡い桃色と白の衣装は、戦の気配とどこか釣り合わない。のちにヴァザーリは、ポントルモが包囲のさなか、フランチェスコ・グァルディという若い貴族を兵士の姿で描いたと記した。だが別の説はこの人物を若きコジモ・デ・メディチと見て、議論はいまも決着していない。ここに立ったとき、彼はおそらく14か15歳だった。




