
Canaletto · PD
パドヴァのプラート・デッラ・ヴァッレ
作品情報
ストーリー
1743年ごろ、カナレットはパドヴァのこの広場を、まもなく失われる姿のまま描きとめた。プラート・デッラ・ヴァッレ、谷間の草地という意味のこの場所は、当時は市や縁日の開かれる広く不揃いな空き地で、よく水浸しになった。約30年後の1775年、市はここを干拓し、今日訪れる人が歩く優美な楕円形の運河を掘って、周囲に彫像を並べた。カナレットは午後の光をとらえ、広場の片側は明るく、遠い側は影に沈む。この絵は長らく甥のベロットの名で伝わり、のちに研究者たちがカナレットの手に返した。




