
Caravaggio, Saint Jerome penitent, 1605. Wikimedia Commons. · PD
悔悛する聖ヒエロニムス
作品情報
ストーリー
荒野で悔い改める聖ヒエロニムス。4世紀の学者にして聖書をラテン語に訳したこの聖人は、砂漠で石を胸に打ちつけ、己の罪を悔いたと伝えられる。傍らの髑髏は、人の命のはかなさを思い出させるための定番の品だ。カラヴァッジョは1605年ごろ、ローマでこの主題を手がけている。老いた体を鋭く照らす光と、闇に沈む背景の激しい対比は、この画家がもたらした新しい写実の手法だった。




