
I, Sailko · CC-BY-SA-3.0
聖ラウレンティウス
作品情報
ストーリー
アントニオ・デ・カロについて、今日わかっていることはごくわずかである。15世紀のはじめ、北イタリアのピアチェンツァあたりで活動した画家で、この《聖ラウレンティウス》はおよそ1421年までに描かれたと考えられている。金地を背景にした様式は、当時ヨーロッパの宮廷で好まれた国際ゴシックの流れをくむものだ。描かれた聖ラウレンティウスは、3世紀ローマの助祭で、火にかけた鉄格子の上で殉教したと伝えられる聖人である。その受難の道具である鉄格子が、彼を見分けるしるしとして添えられることが多い。