
Anna Ancher · PD
赤い部屋の画家の母アーネ・ヘドヴィグ・ブレンドゥム
作品情報
ストーリー
スカーゲンはデンマーク最北の漁村で、19世紀後半、その光を求めて画家たちが集まった。彼らのたまり場がブレンドムの宿で、その宿を営んでいたのがアナ・アンカーの一家だった。アナ自身、宿の娘としてこの地で生まれている。1909年のこの肖像に描かれているのは、彼女の母アーネ・ヘズヴィ・ブレンドム。すでに未亡人で、80歳を越えていた。長年、客や画家が行き交った家の「赤い部屋」に、彼女は座っている。アナ・アンカーが何より心を注いだのは光で、ここでも光は壁と、膝の上で組まれた老いた手の上へ、やわらかく落ちている。
