
William Allan · PD
バシキール人
作品情報
ストーリー
1814年、ウラル地方から来たバシキール騎兵が、ロシア軍とともにパリに入城し、ナポレオンにとどめを刺した。弓矢で戦うこの東方の騎手たちを、フランス人は「北のキューピッド」と呼んだ。スコットランドの画家ウィリアム・アランは、その彼らを故郷の地で描いている。アランはおよそ九年をかけてロシア、クリミア、カフカス、カスピ海沿岸の草原をめぐり、現地の衣服や武器を持ってエディンバラに戻り、それらを実物の手本として絵を描いた。画面は夜で、二人のバシキール人が流刑者をシベリアへ護送している。1816年、のちのニコライ一世となる大公がこの絵を買い、1920年にエルミタージュ美術館に入った。