
Evelyn De Morgan · PD
愛の妙薬
作品情報
ストーリー
1903年のイギリスでは、女性が何を知り、何を決めてよいのかが公然と論じられていた。画家で熱心な心霊主義者でもあったエヴリン・ド・モーガンは、この絵でそれにそっと答えている。ひと目には、よくある魔女に見える。足もとに黒猫がいて、手には小瓶がある。よく見ると、そこは学者の部屋だ。背後には書物の棚が並び、金色の衣は錬金術の言葉で知の最高の段階を示している。彼女は学問を修めた者の落ち着きで、薬を調合している。奥の窓の向こうでは一組の恋人が抱き合っていて、それこそ彼女の術がもたらそうとするものだ。
