
Pierre Puvis de Chavannes · PD
貧しい漁夫
作品情報
ストーリー
1881年のサロンが高尚な主題と磨き上げた描法を求めるなか、ピュヴィス・ド・シャヴァンヌはこの青ざめた、そっけない情景を掛けた。漁師が小舟に立ち、頭を垂れ、両手を組み、網は静かな水に沈んでいる。岸辺では子どもが花を摘み、赤ん坊が草の上で眠る。画家自身は、描いたのは一人の漁師とその二人の子ども、つまり貧しさの姿にすぎないと語った。批評家たちは写実性の乏しさを難じたが、若い象徴主義者たちはただちにこの絵を自分たちのものとした。スーラ、ゴーギャン、のちのピカソは、この平面的な静けさと沈んだ色調を心に留めた。これはピュヴィスの作品として初めて国の収蔵品となり、1887年にフランス政府が購入した。今はパリのオルセー美術館にある。
