カダール家の慈悲の聖母

Enguerrand Quarton · PD

カダール家の慈悲の聖母


作品情報

制作年
1452
技法
油彩
種類
絵画
寸法
66 × 187 cm

ストーリー

1452年2月、ピエール・カダールは亡き父ジャンのためにこの板絵を注文した。父ジャンはフランス王シャルル7世に仕えた医師だった。聖母は大きくマントを広げ、ひざまずく小さな人々の群れをその下に包み込む。慈悲の聖母と呼ばれるこの図像はイタリアから伝わったもので、当時のフランスではまだ珍しかった。老カダールの経歴は影を帯びて終わっている。1419年、有力な貴族ジャン無怖公の暗殺に関わったと疑われ、教皇の領地であるアヴィニョン近くへ亡命したのである。描いたアンゲラン・カルトンは、北方の大工房から遠く離れたプロヴァンスで活動した画家だった。守りのマントの下で、寄進者とその妻は、隣の普通の信者たちより少し大きな姿でひざまずいている。

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