アウグストゥスとオクタウィアに『アエネーイス』を朗読するウェルギリウス

Angelica Kauffmann · PD

アウグストゥスとオクタウィアに『アエネーイス』を朗読するウェルギリウス


作品情報

制作年
1788
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
123 × 159 cm

ストーリー

この場面は、マクロビウスが伝える古代の逸話に由来する。詩人ウェルギリウスが皇帝アウグストゥスとその姉オクタウィアの前で『アエネイス』の一節を朗読し、少し前に世を去った若き後継者マルケッルス、すなわちオクタウィアの息子をしのぶ詩句にさしかかると、母は悲しみのあまり気を失う。アンゲリカ・カウフマンは当時数少ない名高い女性画家であり、ロンドンのロイヤル・アカデミー創立会員でもあった。彼女は言葉が心を刺すまさにその瞬間を選んでいる。抑制のきいた身ぶり、静かな衣のひだ、すべてが新古典主義の慎みをたたえている。この絵は1788年にポーランド最後の王スタニスワフ・アウグストが注文し、1902年にエルミタージュ美術館へ入った。

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