
ストーリー
ロワール渓谷にあるアンジェの美術館は、その中身に劣らず興味深い建物の中にある。ロジ・バローだ。15世紀末に市長で王室財務官のために建てられた壮麗な館で、のちに司教の館、そして学校となった。長い修復を経て2004年に再開し、中世の石の間に近代のギャラリーを通した。
コレクションは14世紀から現在に及び、フランス絵画と18世紀の作品にもっとも厚く、大半のフランス地方美術館と同じく、一部は革命期の没収から集められた。地元の装飾美術の見事な所蔵もある。
アンジェは、もっとも名高い作家である彫刻家ダヴィッド・ダンジェを、近くの別のギャラリーに収めている。荒廃した13世紀の修道院教会のガラス屋根の下に据えられており、この町を一度訪れれば、ルネサンスの館と、石膏の型で満たされた中世の身廊の両方を味わえる。
