
ストーリー
1977年に開館したとき、ポンピドゥー・センターはパリを驚かせた。骨組みが外側にあり、配管やダクトが青、緑、赤に塗られ、エスカレーターがガラスの筒のなかを正面に沿って昇っていく建物だ。レンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースは、床を空けておくために美術館を裏返しにした設計で、コンペを勝ち抜いた。
その空いた床に収まっているのが国立近代美術館で、10万点を超える、ヨーロッパ最大の近代・現代美術コレクションだ。マティスやピカソからカンディンスキー、レジェ、シュルレアリストを経て今日の美術に及び、屋外の別棟には彫刻家コンスタンティン・ブランクーシの再現されたアトリエを収めている。
ただし来館者は前もって確かめたほうがいい。2025年9月、ポンピドゥー全体がアスベスト除去と内部再建のため5年間の改修に入り、再開は2030年に予定されている。工事のあいだコレクションは散り散りになり、あの奇妙な機械のような建物がいまも立つボーブールの広場で見せるのではなく、フランス国内外の提携館に貸し出されている。
コレクション
22点の作品
黒い十字カジミール・マレーヴィチ, 1915
ニューヨーク・シティピート・モンドリアン, 1942
白の上に IIワシリー・カンディンスキー, 1923
コンポジションIXワシリー・カンディンスキー, 1936
ルーマニアのブラウスアンリ・マティス, 1940
空色ワシリー・カンディンスキー, 1940
ピンクのアクセントワシリー・カンディンスキー, 1926
色彩豊かなアンサンブルワシリー・カンディンスキー, 1938
三十ワシリー・カンディンスキー, 1937
アラビアの街ワシリー・カンディンスキー, 1905
画家とモデルアンリ・マティス, 1917
赤い染みのある絵ワシリー・カンディンスキー, 1914
印象 Vワシリー・カンディンスキー, 1911
即興第14番ワシリー・カンディンスキー, 1910
自画像アンリ・マティス, 1900
シンプルワシリー・カンディンスキー, 1916
農家の庭アンリ・ルソー, 1896
画家とそのモデルアンリ・ルソー, 1900
澄んだ空気ワシリー・カンディンスキー, 1901
発展ワシリー・カンディンスキー, 1926
緑の空虚ワシリー・カンディンスキー, 1930
ヴェネツィアの思い出 4(リアルト橋)ワシリー・カンディンスキー, 1904