
ストーリー
この美術館の入る宮殿は、見た目ほど古くはない。ポツダムの旧市場広場に建つ18世紀の建物、もとのバルベリーニ宮は、1945年の空襲で破壊され、のちに東ドイツとなった地で何十年も空き地のまま放置された。ソフトウェア企業SAPの共同創業者ハッソ・プラットナーが、古い図面をもとに再建する費用を出し、2017年に美術館として開館させた。
彼はそこを自らのコレクションで満たした。印象派に大きく傾いたものだ。クロード・モネの絵をおよそ四十点所蔵しており、これはパリを除けばヨーロッパのどの施設より多い。おかげで、プロイセンの宮殿でこそ知られる小さな都市が、モネの積みわらや睡蓮を目当てに人々が訪れる場所になった。近くにはルノワール、モリゾ、カイユボットが掛かっている。



