
ストーリー
1600年代の初め、アントワープのカイザー通りに、二人の男が隣り合って暮らしていました。ニコラース・ロコックスは市長を務めた学者にして貨幣収集家で、ルーベンスの親しい友人であり庇護者でもありました。隣には、荒々しい狩りや山と積まれた市場の店先を描いた画家フランス・スナイデルスが住んでいました。修復された二軒の町屋は、今では一つの美術館を成しています。
ロコックスの家はアントワープの芸術家たちの集いの場で、彼はまさにこれらの部屋のために描かれたルーベンスの作品を所有していました。フランス・フランケンの一枚の絵が、壁の絵まで含めて彼の美術の間を写し取っており、美術館はこれを手がかりに、16〜17世紀のフランドル絵画を掛けて、ロコックスが実際に持っていたコレクションを響かせています。
革張りの椅子や箱型の寝台を備えた暮らしの部屋を抜け、ヴァン・ダイクやスナイデルス自身の動物画のかたわらを進んでいきます。私たちが今、列を作って見に来る画家たちを、この二人がもてなした家の中で。
