
ストーリー
メクレンブルクの公爵たちは18世紀にこのコレクションを築きました。その好みは二つの方向に伸びています。一つはオランダ・フランドル絵画で、値が安いうちに買い集められました。フランス・ハルスがひと部屋を占め、ファブリティウスやレンブラント周辺の画家も加わります。
もう一つは、あるフランス人画家への情熱でした。ジャン=バティスト・ウドリーは、ルイ15世の宮廷画家で、動物や狩りの絵で名を馳せました。クリスティアン・ルートヴィヒ2世公はウドリーの作品を荷馬車いっぱいに買い込み、シュヴェリーンは今や世界で最も充実した彼のコレクションを擁します。王の猟犬を実物大で描いた肖像や、巣を守るはっとするほど白い白鳥もそこにあります。
絵画は、おとぎ話のようなシュヴェリーン城から水を隔てて建つ、1882年に専用に建てられた美術館に掛けられています。とりわけウドリーの部屋は、一人の君主の執着がまるごと保存されているかのようです。


