ジャン・ド・レインに帰属

スペイン領ネーデルラント, フランス王国 · バロック, フランドル・バロック


ストーリー

この項目は人物ではない。ボストン美術館がカンヴァス《リュート奏者》に付けている「ジャン・ド・レインに帰属」という表記を表している。学芸員はド・レインを最も有力な描き手と考えているが、それを証明する署名も文書もない、という意味である。

ジャン・ド・レインは1610年ごろ、フランドルの海岸に生まれた。ベルグとする記録もあればダンケルクとする記録もあり、両者は数キロしか離れていない。古い伝記によれば、アントワープでアンソニー・ヴァン・ダイクに学び、彼についてイングランドへ渡ったという。その後の生涯はダンケルクで過ごし、町の教会のための祭壇画や商人たちの肖像を描いた。町は彼の存命中に何度も支配者を替え、1662年にはイングランド王チャールズ2世がフランスのルイ14世に売り渡したため、彼は1678年5月、フランス国王の臣民として亡くなった。作品はおもに様式を根拠に彼に帰されており、この一点に留保が付いているのもそのためである。

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作品

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