
オーギュスト=バルテルミー・グレーズ
1807–1893 · フランス · ロマン主義, 歴史画
ストーリー
オーギュスト=バルテルミー・グレーズの《ガリアの女たち》は、幅六メートルを超えるカンヴァスです。ユリウス・カエサルのガリア征服のなかの一場面で、ガリアの女たちが子どもをローマ人の手に渡すまいと自らの手で殺すところを描き、グレーズは彼女たちを挑むような姿に表しました。1851年に描かれ、1852年のサロンに出品されて国家に買い上げられ、ブルゴーニュのオータンの美術館で一世紀以上を過ごしたのち、パリのオルセー美術館へやって来ました。
グレーズは1807年にモンペリエで生まれ、ロマン主義の画家であるアシルとウジェーヌのドゥヴェリア兄弟に学びました。その仕事の多くは、第二帝政期のパリで行われた大規模な教会装飾事業に注がれ、サン=シュルピス、サン=トゥスタッシュ、サン=ジェルヴェの各聖堂で制作しています。息子のレオン・グレーズにも絵を教え、レオンもまた歴史画家になりました。
