カール・シンドラー
1821–1842 · オーストリア帝国 · ビーダーマイヤー
ストーリー
ベルヴェデーレにある1838年の小さな板絵《徴兵》は、十代の少年の作品です。カール・シンドラーはこれを描いたとき16歳か17歳でした。ウィーンに生まれた彼は幼いころから兵士ばかり描き、画家で版画家の父ヨハン・ヨーゼフ・シンドラーもそれを後押ししました。ウィーンでは「兵隊シンドラー」と呼ばれました。
1836年にウィーン美術アカデミーに入り、その後、家族の友人で、ウィーンのビーダーマイヤーを代表する画家の一人ペーター・フェンディに個人的に学びました。フェンディは彼に、ラフェやシャルレといった同時代フランスの軍事画家、素描家たちの作品を教えました。シンドラーが戦闘や英雄的な場面を描くことはまれでした。彼が好んだのは兵士の日々の暮らしで、そうして軍事画を日常の風俗画に近づけたのです。
彼は結核を患い、病気のためにたびたび学業を中断しました。1842年、ウィーンの森の村ラープ・イム・ヴァルデへ水治療に出かけ、その年の8月、20歳でその地で亡くなりました。
