ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオラ
1576–1622 · 教皇領 · バロック, ボローニャ派
ストーリー
ボルゲーゼ美術館の《風景》は、1613年、若きシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿が新しいコレクションを充実させていたころに、彼のために描かれました。画面を支配するのは青です。小さな人物たちが川の向こう、高い岬の陰に半ば隠れた城塞を眺めており、眺めそのものが主題になっています。
それこそがジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオラの専門で、当時としては珍しいものでした。1576年にボローニャで生まれ、1601年ごろ、アンニーバレ・カラッチの弟子だった友人フランチェスコ・アルバーニとともにローマに来た彼は、風景画だけを描いたことが知られる最初のイタリア人としてしばしば紹介されます。フラスカーティのヴィラ・アルドブランディーニではドメニキーノとともに風景画を描き、1621年にはヴィラ・ルドヴィージのカジーノでグエルチーノやパウル・ブリルと並んで働きました。弟子にはピエトロ・パオロ・ボンツィがいます。1622年8月、時の教皇の甥ルドヴィーコ・ルドヴィージ枢機卿に仕えるなかで、ローマで亡くなりました。
