アルベルト・カイプの様式
ストーリー
美術館の作品表示にある「〜の様式」という言い方は、有名な画家の名前との結びつきとしてはもっとも緩いものです。その画家の手になるものでも工房で作られたものでもなく、画風をまねた絵だという意味です。ここでの画家はドルトレヒトのアルベルト・カイプ。温かな金色の光に包まれた牛や川の風景で知られ、18世紀と19世紀のイギリスの収集家たちがその作品を数多く買い集めました。
この見出しは特定の一人を指すものではなく、描いたのが誰なのかはまったくわかっていません。ハーグのマウリッツハイス美術館では、所蔵する板絵の一つがこの名のもとにあります。家畜を連れて旅する農民たちを描いた、南国風の風景です。
