
Henri-Edmond Cross · PD
プロヴァンスの空き地(習作)
作品情報
ストーリー
これは紙に油彩で描かれた習作で、はっきりした目的がありました。1906年ごろ、アンリ=エドモン・クロスは森の中の空き地を描く大作を準備しており、この紙の上で舞台となる木立や幹、そのあいだに落ちる光を探っています。完成作の《林間の空き地》は高さ1メートル60センチを超える大きな油彩画で、1906年の秋から翌年の春にかけて描かれ、現在はケルンのヴァルラフ=リヒャルツ美術館にあります。習作の色の点は大きく、のびのびと置かれています。大作では、クロスはずっと細かな点描に戻り、色もいっそう強めました。のちにこの紙はカンヴァスに貼られ、今はその姿でエルサレムのイスラエル博物館に収められています。




