
教壇に座る教師と生徒たち
作品情報
ストーリー
授業は野外で行われている。教師は足にスリッパをはき、帽子には羊皮紙の切れ端を挟み、当時の普段着のままだ。周りの少年たちに比べて体が大きすぎ、教壇と椅子はそれぞれ別の床に置かれているように見える。研究者たちはこの破綻をわざとだと考えている。34センチ×38センチの小さな板に描かれた戯画で、画家の知人など実在の誰かを当てこすったのではないかという見方がある。作者の名は定まっていない。イタリアの国の目録はアミーコ・アスペルティーニに帰し、ブレラ絵画館自身は「ヴィオラントリアの画家」という仮の名で扱っている。フィレンツェにあった婚礼櫃の板絵三点に出てくる女主人公の名にちなむ呼び名である。別の場所では、この絵は生徒たちに鉄筆で打ち殺されたイモラの聖カッシアヌスとして紹介されている。1929年、美術史家コッラード・リッチの寄贈で館に入った。
