
Hooch, Pieter de (1629 - 1684) – artist (Dutch) Details on Google Art Project · PD
少年にバターパンを用意する女性
作品情報
ストーリー
ピーテル・デ・ホーホは、オランダ共和国がもっとも栄えた時代の静かな市民の家庭を描いた画家で、この作品は1661年ごろのものだ。女性がパンにバターを塗り、小さな男の子が帽子を胸に押し当て、両手をそろえて待っている。じつはこの仕草こそが絵の主題だ。当時のオランダでは、礼儀正しく自制のきいた子に育てることがとても重んじられ、少年の辛抱づよい態度は、よく躾けられた証しとして受け取られた。光は奥の窓から差し込み、タイルの床を伝って、さらに奥の部屋へと続いていく。こうした奥行きのある整然とした室内を、デ・ホーホはデルフトで練り上げた。同じころ、フェルメールが数本先の通りに暮らしていた。




