東方三博士の礼拝

東方三博士の礼拝


作品情報

制作年
1506
技法
モミ材板に彩色(断片)
寸法
97 × 59 cm

ストーリー

聖母の膝の上で、幼子イエスはひざまずく老王が差し出す金の杯に小さな手を入れている。その背後に立つ、ぎざぎざの王冠をかぶった二人目の王には、実在の人物の顔が与えられている。この板絵が描かれた1505年から1508年頃に神聖ローマ帝国を率いていたマクシミリアン1世である。その脇に横顔を見せる、金の珠を連ねた帽子の老人は、父である皇帝フリードリヒ3世だ。フリードリヒは1493年に亡くなっており、画家は十年以上前に世を去った人物を描いたことになる。マクシミリアンはイエスから顔をそむけながら、人差し指でそちらを指している。その身振りは画面の端にいた三人目の王に向けられていたが、その姿は後に板が切り詰められたときに失われた。

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