
東方三博士の礼拝
作品情報
ストーリー
これは横幅がおよそ三メートル半に及ぶ大きな絵で、その多くはボニファツィオ自身の手によるものではない。1530年代の末に、ヴェネツィアの収入を司った官庁の一室のため、カメルレンギ宮殿に描かれた。中央の聖母子を見れば、それは巨匠その人の筆である。周りに群れる王たちや従者、そして夕暮れの光を受けたドロミーティの山並みの広い背景は、大部分が助手たちの仕事だ。左下の四つの家紋は、おそらくこの絵を注文した高官たちの名を告げている。混み合ってはいても物語は明瞭で、三人の王が行列をなして進み、母と子の前に贈り物を捧げに来る。




