マテリカのサン・フランチェスコ・デイ・ゾッコランティ聖堂の祭壇画

Sailko · CC-BY-3.0

マテリカのサン・フランチェスコ・デイ・ゾッコランティ聖堂の祭壇画


作品情報

制作年
1490
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
150.5 × 107.3 cm

ストーリー

1491年3月、イタリア・マルケ地方の丘の町マテリカで一通の契約が交わされた。町を治めた一族の当主ラヌッチョ・オットーニと、フランチェスコ会修道院の院長が、家の礼拝堂のための新しい祭壇画の費用を折半すると取り決めたのである。クリヴェッリはその部屋の寸法にぴたりと合わせてこれを組み立てた。礼拝堂は奥の壁に窓があり、祭壇は側面の壁に据えられた。そこでクリヴェッリは、光を右上から差し込むように描き、実際にその窓から入る昼の光と合わせた。中央の板の下のほうに目をやると、オットーニ家の紋章がある。その前にひざまずく誰の目にも入るように置かれたものだ。これは、ロンドンのナショナル・ギャラリーで、作られたときの額縁のまま残る三点だけのルネサンス祭壇画のひとつである。

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