アントナン・プルースト

Édouard Manet · PD

アントナン・プルースト


作品情報

アーティスト
エドゥアール・マネ
制作年
1880
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
129.5 × 95.9 cm

ストーリー

画面の左下には、この絵を贈られた友人への献辞と、1880年という年が書き込まれています。モデルのアントナン・プルーストは、マネとは中学校以来の友人で、当時は代議士になっていました。1879年、マネはひとつの試みを思い立ちます。下地を塗っていない白いカンヴァスに、ただ一度のセッションでプルーストを描き上げようというのです。同じころ、パリのレストランの庭で男女が語らう《ラテュイル親父の店》にも取り組んでいて、どちらも翌年のサロンに出すつもりでした。サロンは国が主催する年に一度の大展覧会です。プルーストの回想によれば、マネは七、八枚のカンヴァスを使いつぶし、そのあとで肖像は一気に出来上がりました。ところが1880年のサロンでは、扉のそばの斜めの壁に掛けられてしまい、マネは友人への手紙で扱いの悪さを嘆いています。この絵は1925年、ガラス産業で財を成したエドワード・ドラモンド・リビーの寄贈で、オハイオ州のトレド美術館に入りました。

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