
Pietro Perugino · PD
アポロンとマルシュアス
作品情報
ストーリー
1883年にルーヴル美術館がこの小さな板絵を手に入れたとき、それはラファエロの作とされていた。今日では、その師にあたるピエトロ・ペルジーノの手によるものと考えられている。ペルジーノは1483年ごろイタリアで最も引く手あまたの画家のひとりで、この注文はロレンツォ・デ・メディチから受けたと見られる。主題の呼び名も揺れてきた。長らく「アポロンとマルシュアス」と呼ばれてきたが、マルシュアスは半人半獣のサテュロスであり、地に座る裸の若者はそうではない。美術館は今、彼をアポロンへの愛ゆえに世を去った羊飼いダフニスと呼ぶ。広いウンブリアの風景を背に、笛を手にした若者が座り、その傍らに神が静かに立っている。




