
Pietro Perugino · PD
聖母の結婚
作品情報
ストーリー
1500年ごろ、ペルジーノはこの《聖母マリアの結婚》を描いた。画面の奥には円屋根の神殿がそびえ、その前でマリアとヨセフが司祭に導かれて結婚の指輪を交わす。左右対称の人物配置と、幾何学的に整えられた石畳の広場が、静かで均整のとれた空間をつくり出している。この構図はとりわけよく知られている。ペルジーノの弟子だった若きラファエロが、数年後にほとんど同じ主題と構成で自作を描き、やがて師をしのぐ評価を得たからだ。遠くの神殿の扉は開け放たれ、見る者の視線を画面の奥へと吸い込んでいく。現在はフランス、カーンの美術館にある。




