
九人のムーサに囲まれたアポロン
作品情報
ストーリー
天井を見上げてください。この天井画は1743年、ライデンの運河沿い、ラーペンブルフ48番地の邸宅のために描かれました。住んでいたのは、数千点の版画を集めた収集家ディーデリク・ファン・レイデンです。アムステルダムの天井画の名手ヤーコプ・デ・ウィットは、これを五つの部分で組み立てました。中央の楕円には、芸術の神アポロンが雲の上に九人のムーサとともに現れ、兜をかぶり槍を手にした知恵の女神ミネルウァも加わっています。
楕円を囲む四つの隅は単色で描かれて彫刻の浮彫をまね、それぞれが喜劇、叙事詩、哀歌、牧歌という詩のジャンルにあてられています。天井画は160年以上ライデンにありましたが、1909年の競売で邸宅から切り離されました。マウリッツハイスが翌年これを購入し、1912年にこの部屋の天井にはめ込みました。2012年から2014年の改修工事の際には、天井全体がいったん取り外され、ふたたび戻されています。デ・ウィットは中央の場面のリュートに署名し、1743年と記しました。




