
シモン家の饗宴
作品情報
ストーリー
この絵はほとんど壁一枚ぶんの大きさで、幅はおよそ7.5メートルある。修道院の食堂、すなわち修道共同体が食事をとる広間に掛けるために描かれた。描かれているのもまた食事である。ルカ福音書は、ファリサイ派のシモンの家での晩餐を語る。長くマグダラのマリアと同一視されてきた女がキリストの足もとにひざまずき、ストロッツィは食卓を給仕たちと大皿、輝くガラスや金属の器で埋めつくす。ヴェネツィアにはすでに、食堂を飾る巨大な饗宴図の伝統があった。とりわけヴェロネーゼで、その「レヴィ家の饗宴」は同じこのギャラリーの数室先に掛かっている。ストロッツィのこの画布はジェノヴァの、サンタ・マリア・デッラ・パッシオーネ修道院に由来し、イタリア国家が1911年にヴィチェンツァの古美術商から購入した。




