
Andrea Mantegna · PD
キリストの洗礼
作品情報
ストーリー
マンテーニャは晩年、自らが葬られることになるマントヴァのサンタンドレア聖堂の礼拝堂を整えることに費やし、この《キリストの洗礼》は1506年に彼が没したとき、なお工房に残されていた一点だった。主題は彼自身が選んだ。礼拝堂は洗礼者ヨハネに捧げられており、ここでキリストに水を注いでいるのがその聖人で、この取り合わせによって彼は自らの墓を、清めと再生の場面の下に据えることができた。彼はこれを描き終えなかった。より薄く乾いた筆致の部分は、力量の劣る息子フランチェスコの手で仕上げられた。墓の上には老巨匠の青銅の胸像が掛けられ、すべてを取り決めた当人もまた礼拝堂のなかに居合わせている。




