
Edvard Munch · PD
水浴びする子供たち
作品情報
ストーリー
手前で、金色の髪の子どもが水の上にあおむけに身をあずけている。そのまわりを、暗い赤の長くうねる筆の跡が取り巻く。画面の奥には、ほかに三人の子どもがいる。左上でかがみこむ姿、両腕を広げて水の中へ進む姿、右端で赤い服を着てしゃがむ黒髪の少女だ。
描かれた場所は、オスロ・フィヨルドに面した海辺の村オースゴールストラン。ムンクは1885年からほとんど毎夏をここで過ごしていた。オスロのムンク美術館はこの作品の制作年を1897年から1899年の間とするにとどめ、同じ時期に描かれた「水浴する少女たち」を関連作品に挙げている。同じころ画家は、愛と不安と死をめぐる連作、のちの「生命のフリーズ」に取り組んでいた。その夏の浜辺からは、これほど明るい水浴の場面も生まれていた。左下に「E Munch」の署名がある。




