
Edvard Munch · PD
水浴する男たち
作品情報
ストーリー
砂浜に二人の裸の男が正面を向いて立っている。体は燃えるような黄色で、背後の濃い青の海から浮かび上がる。その奥では、三人目が両腕を大きく広げて波に飛び込んでいく。1907年の夏、ムンクは療養のためドイツのバルト海沿岸の保養地ヴァルネミュンデに滞在し、海辺の小さな漁師の家を借りた。そこで彼は男性の裸体という新しい主題に取り組み、翌年この絵を描いた。当時の写真には、パレットと筆を手に浜辺で制作する画家と、その後ろでポーズをとる裸のモデルが写っている。この作品はハンブルクのクレマティス画廊での展覧会に出品されるはずだったが、画廊の地下室から出ることはなかった。ムンクの版画を収集していたハンブルクの判事グスタフ・シーフラーは、裸の男たちはまだ見慣れないものなのだと画家に書き送っている。




