ベートーヴェン・フリーズ(第4パネル、左壁):幸福への憧れ

Gustav Klimt · PD

ベートーヴェン・フリーズ(第4パネル、左壁):幸福への憧れ


作品情報

アーティスト
グスタフ・クリムト
制作年
1901
種類
絵画
寸法
215 × 365 cm

ストーリー

1972年にオーストリア共和国がベルヴェデーレのためにこのフリーズを買い取ったとき、作品は壁から外されて70年近くがたち、倉庫から倉庫へと移されてきた。連邦記念物局の修復家たちがおよそ十年をかけて手を入れ、作業は1985年に終わった。翌年、フリーズは分離派会館に戻っている。クリムトが何も描かなかったこの区画の下半分には、今も細かなひび割れが網の目のように走っている。上では、浮遊する人物たちが隣の区画の物語を引き継ぐ。そこでは、苦しむ人類を表す裸の男女がひざまずき、金色の鎧の騎士に助けを乞う。ベルヴェデーレの解釈では、ここの人物たちがその願いを受け取り、正面の壁に待つ敵対する力のほうへ運んでいく。最後の一人は、両腕を端まで伸ばしている。

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