
Armand Guillaumin · PD
山中の橋
作品情報
ストーリー
ボストンに来る前、この風景画は林忠正のものでした。パリで身を立てた日本人の美術商です。1878年の万国博覧会に通訳として渡仏し、そのままパリに残って、日本の版画や工芸品に夢中になっていた街にそれらを売りながら、自分は知り合った画家たちの作品を買い集めました。
ギヨマンがこの橋を描いたのは1889年です。美術館の記録には川の名も土地の名もなく、山あいの橋とだけあります。
林は1905年、日本に西洋美術館を開くつもりで帰国しましたが、翌年、その望みを果たさないまま亡くなりました。コレクションは1913年1月にニューヨークで競売にかけられ、この絵はロット152番でした。1915年にはパリとニューヨークの画商デュラン=リュエルの手にあり、同年11月にデトロイトで開かれたフランス印象派展に貸し出されています。ボストンの収集家ジョン・テイラー・スポールディングが1921年に購入し、1948年に美術館へ遺贈しました。




